僕がサンタさんを信じなくなったあの日の出来事。

じんぐるべーる♪

 

じんぐるべーる♪

 

すずがーなるーー♪

 

ふ~ふふ、ふ~ふふ、ふふふふふ!!

 

はい、ってことで子どもがざわざわする素敵なイベント…クリスマスがやって来ました!!

 

お子さんを持つ、お父さんお母さんには出費の多い頭を抱えたくなるイベントがクリスマス、正月と続きますね。

 

えっと、、、がんばって!(笑)

 

やはり、クリスマスというのは子どもにとって大事なイベントなのです。

 

とうのしゃっくりも、

クリスマスの思い出というのは今でも忘れずに記憶に残ってますから。

 

さて、今回は。

僕、しゃっくりの経験した実話である。

クリスマスの思い出ばなしをしたいと思います。

 

 

 

街はもうメリークリスマス。

 


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あれは…まだ、サンタさんを信じていた小学6年生の12月24日の出来事です。

学校ではもちろん、『どんなプレゼントをお願いするか?』で盛り上がっていました。

 

みんな思い思いに自分の欲しいものをお願いするみたく、教室中が笑顔に包まれていたのも覚えています。

そんな中、やんちゃなお友達のしゅーたくんがみんなに言いました。

 

『みんな知ってる??サンタさんって…パパとママなんだよ??』

 

そんなバカなこと…(笑)

そういう反応が教室を包むものかと思っていたら…

 

『私も見た!』や『ね!そう思ってた!』

など…。

意外にもサンタさんはパパママ説を信じる人ばかり。

 

僕と同じ意見の。サンタさんはサンタさん派は極めて少数。。。

 

そんな衝撃事実が本当なのか確信を持てないまま45分の休み時間は終了し下校となりました。

 

モヤモヤした気持ちもあったのですが、お母さんとのお買い物に出かけることになりスッキリ忘れてしまいました。

お買い物をするスーパーではクリスマスイブということもあり、普段とは違いクリスマスを思わせる飾り付けがところかしこに施されています。

 

クリスマス限定の特設コーナーまで作られており、そこにはポケモンキャラクターの絵柄で包装された子供用シャンパン。

お菓子をこれでもかっ!ってほど詰め合わせた夢の宝箱とでもいわんばかりの大きいお菓子缶。

子供なら目をついついキラキラさせてしまうものばかり。

明日がクリスマスなんだ。と、実感させてくれる非日常が街には溢れているのです。

 

そんなクリスマス気分を高まらせ。。夜。

はえんぴつを握り、手紙を書いているところでした。

 

 

 

 

我が家の変わったクリスマスの風習

 


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僕のお家ではこんな風習がいつからか出来ていました。

それは、自分の欲しいものを書いたサンタさん宛ての手紙をピカチュウの入れ物にいれておく。という不思議なものです。

 

その当時もこれまで通りに手紙を書いていました。

するとえんぴつが止まる箇所があります。

そうです、欲しいものがたくさんあって1つに決められなかったのです。

 

そこで1つのこんな思いにかられました。。

『あっ、そうだ。サンタさんにプレゼントを任せよう。。』と。

サンタさんなら僕が何が1番欲しいのかを僕よりも知っているはずだ!と思ったからです。

 

だから手紙に

 

 

 

『サンタさんへ。世界中の子どもたちにプレゼントは大変だと思います。だから僕のプレゼントはサンタさんが選んでください。』

 

 

 

 

こうすることで『君はいい子だね。今回は特別にプレゼントを2つあげることにしよう。。他の子には秘密だぞ?』

 

どうですか!?

我ながら完璧な計画だと思います!!!

サンタさんのことを思いやっているように見えて、プレゼントはやっぱり欲しい。。

その狭間で子どもながらに考えた最大限の優しさを一夜漬けで疲れているサンタさんに言うことによって…感動したサンタさんが無条件で特別扱いしてしまう…!!

これならプレゼント2つは不可避です!!(笑)

 

そんな自分のこれ以上ない完璧な計画に満足し。幸せな明日を思い描きながら、、、その日はぐっすり寝ました。

 

 

 

 

ケチなサンタさん。


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朝起きると、

奇妙な光景が目に入りました。

 

それは、枕元に"もの"はあるのだけれど、肝心のクリスマスプレゼントがないのです。

 

大急ぎでピカチュウの入れ物を見るのだけれど…手紙はない。

ということは…ちゃんとサンタさんは昨夜きていた様なのです。…おかしい。

 

『となると…』

 

もう一度枕元を見てみます。。

 

『まさかこれがクリスマスプレゼント!?』

 

いやいやまさか。。(笑)

さすがにそれはないと言いきれる。

 

なぜならそれは、

"昨日行ったスーパーで売っていた安物のポケモンシャンパン"なのだから。。

 

いやいやさすがにクリスマスプレゼントにしては安すぎる。

だいいち欲しい物じゃない。

 

サンタさんがそんなにケチなはずがない。

まさか子どもに『何でもいいです。』と言われたからと言って、それを真に受けてシャンパンを…

それも近所のスーパーに売っているものなんて。。ありえない。。。

 

だから思いきって聞いてみることにしたのです。

 

 

しゃっくり『お母さん~、なんか枕元にポケモンシャンパンがあったよ。何あれ?』

 

お母さん『えっ!?良かったじゃない!!それはきっとサンタさんからのプレゼントだよ~!!!』

 

 

 

……

 

………え?

 

…良くねぇ~!!!!!(泣)

 

 

泣きました。

そして悟りました。

サンタさんなんていない。(泣) 

 

…だって、ケチすぎん???

 

こんなにケチなのは僕のお母さんをおいて他にいない!!!

ずっと育ててもらったからわかる!!

サンタさんは…親だ。。。(泣)

 

それを裏付ける様にこれでもか!と満面の笑みで"これはサンタさんのプレゼントだよ!"とアピールしてくるのがまた両親っぽくて、、、、

 

コナンくんに変わっていいますね。

 

『真実はいつも1つ!!!!』です。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

                                                        おしまい。

 

 

 

 

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